- 男の子:
- 「おばあちゃん、最近のスマホってスゴいんだよ。」
- 婆:
- 「そうなのかい?」
- 男の子:
- 「メールも写真も送れるし、動画もスタンプも送れるんだよ。」
- 婆:
- 「それはすごいねぇ。じゃあ、そのスマホで、この大根を送ってくれんかのう。」
- 男の子:
- 「それはちょっと…」
- NA:
- 「データでは送れないものは、まだ世の中にはいっぱいある。
静岡県トラック協会」
トラックがなくなると、え、こんなことに!
デジタル化が進んでも、トラックは社会に必要不可欠だということを訴えました。
原稿としても素晴らしいですが、ナレーションが今の時代を切り取っていると思っています。
データでは送れないものは、まだ世の中にはいっぱいある、これはラジオCM1本のナレーションというよりは、今この2015年にみんなが思っていてほしい原稿のナレーションだと思っています。その「世の中でデータで送れないものをちゃんと届けるという役割を果たしているトラック協会」という風な言い回しになると、トラック協会ってとてもいいものにみえると思うんですね。
落ちはスマホで送れる、送れないという話にしていますが、最終的に上手くトラック協会という会社を良い会社に描いているところがラジオCMとして一番良いポイントかなと思います。
トラック運送業界は生活(暮らし)と経済のライフラインを支えています。
トラックが止まれば、たちまち経済は停滞し、国民の生活に多大な影響を及ぼします。
また災害時にはいち早く被災地への物資輸送の架け橋となり被災地の命を繋ぎます。
トラック業界は何より安全第一で、これからも、トラック輸送に誇りをもち努力して参ります。